広島市児童相談所
広島市児童相談所は、広島市が設置する児童相談所です。
児童相談所とは、児童福祉法に基づいて、都道府県および政令指定都市が設置する児童福祉推進のための行政機関です。
必置ではありませんが、特別区や中核市についても児童相談所を独自に設置してよいことにもなっています。
児童相談所では、18歳未満の子供に関する問題について、家族、関係機関、子供本人などからの相談に応じています。
その相談内容に応じて、児童福祉司、児童心理司、精神科医、小児科医などの専門職員が、それぞれ対応しています。
子育て家庭へのアウトリーチ
国では孤立しがちな子育て家庭へのアウトリーチ活動を推進するため、内閣府を中心とした予算編成によって、地方自治体への交付金(子ども・子育て支援交付金)などで対応しています。
そのため、全国的な取り組みとして、生後4か月までの乳児のいるすべての家庭を訪問して子育て支援の情報提供や養育環境の把握などをする「乳児家庭全戸訪問事業」、養育支援が特に必要な家庭に対して保健師などが自宅を訪問して指導やアドバイスを行う「養育支援訪問事業」などの。アウトリーチ(出前型)事業が行われています。
メンタルフレンドについて
メンタルフレンドとは、何らかの事情があって学校に行けない、家に引きこもりがちな子供たちのために、話し相手や遊び相手として児童相談所から派遣される大学生や専門学校生などのボランティアスタッフのことをいいます。
メンタルフレンドは子供との信頼関係のもとで自立をサポートするのが目的ですので、登録をしたとしてもいきなり派遣されるわけではなく、児童相談所が派遣が必要と判断したケースについて、子供と保護者の同意を得た上で、その子供にとってベストと考えられる人が派遣されるのが普通です。
また、メンタルフレンドの派遣が決定した場合についても、児童相談所の児童福祉司の指導のもとで、計画書や報告書を作成・提出することになります。
広島市児童相談所へのアクセス
名称
- 広島市児童相談所
[注] リンクのURLをクリックすると公式ホームページにジャンプします。 所在地
- 〒732-0052
広島県広島市東区光町2-15-55 電話番号
- 082-263-0694
備考
- この児童相談所には一時保護所が設置されています。
福祉関連のトピック
精神保健福祉相談
精神保健福祉センターでは、精神疾患などに悩んでいる本人、またはその家族や身近な人からの相談を受け付けています。
相談には専門の相談員があたり、適切なアドバイスを行います。
場合によっては、問題解決に適した他の医療機関や相談機関を紹介します。
リンク:精神保健
ファミリー・サポート・センターとは
ファミリーサポートセンターは、子育ての応援をしてほしい人と、子育ての応援をしたい人をマッチングするための機関です。保護者が仕事で忙しくて幼稚園への送り迎えができないときや、急な用事のために子供のめんどうを見られないときなどに、一時的に子供を預かってもらうことなどができます。ファミリーサポートセンターは会員制ですので、事前に会員登録をしておく必要があります。
リンク:ファミリー・サポート・センター