疾病情報

ヒトパピローマウイルス感染症

ヒトパピローマウイルス感染症の概要

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性交経験のある女性の50パーセント以上が一度は感染するとされている一般的なウイルスですが、このウイルスに感染したままでいることによって、子宮頸がん、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマなどの病気が発生するとされています。

子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの効果

子宮頸がん予防(HPV)ワクチンには、子宮頸がんそのものを予防する効果は確認されていませんが、ワクチン接種により、ワクチンが対象としているウイルスによるがんの前段階の病変への罹患リスクを90パーセント以上減らすことができるとされています。標準的には中学1年生の間に間隔を置いて3回接種します。

子宮頚がんワクチンの安全性

子宮頚がん予防ワクチンについては、国が2013年に定期接種に踏み切りましたが、子宮頚がん予防ワクチン接種後に複合性局所疼痛症候群(CRPS)などの痛みを伴う事例や、関節痛が現れた事例などの報告が相次ぎ、定期接種の勧奨を中止しました。この間、国や製薬会社を相手取った損害賠償訴訟が提起されるいっぽう、世界保健機関(WHO)などでは逆にがん予防の機会損失にあたるとして接種を奨励するなど、評価が分かれています。

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指定難病にかかる医療費助成制度

原因が不明で治療法も確立されていない難病に罹患した場合、長期間の療養を余儀なくされ、精神的にも経済的にも大きな負担となります。
このため、国では平成27年1月に「難病の患者に対する医療等に関する法律」、いわゆる「難病法」を施行し、難病患者に対する支援制度をいっそう充実させることとなりました。
国が指定する難病の患者は、都道府県の開設する保健所などの難病担当窓口に申請することにより、一定の医療費の助成を受けることができます。

参考リンク

難病対策|厚生労働省
難病法や難病患者に対する医療費助成制度の内容、対象疾病の種類や診断基準などについての資料が掲載されています。

難病情報センター
国の難病対策や医療費助成制度の概要、指定難病の一覧やくわしい解説などを網羅的に。わかりやすく記載しています。

全国保健所一覧
全国にある保健所の所在地、連絡先、地図などを掲載しており、個別の保健所の管轄区域もわかります。

小児慢性特定疾病
子供の慢性的な病気のなかでも、生命を長期にわたって脅かしたり、症状や治療が長期にわたって生活の質を低下させるような、小児がんなどの小児慢性特定疾病について記載しています。

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