疾病情報

慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)

慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)とは

慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)は、EBウイルスが原因となっておこる感染症の一種です。発熱、肝脾腫、リンパ節腫脹などの症状が典型的にみられ、他にも蚊に刺された跡が潰瘍になったり(蚊刺(ぶんし)過敏症)、発疹がみられたりします。一般に予後は悪く、再発を繰り返して悪性リンパ腫や白血病に進行し、患者が死亡するケースもみられます。

EBウイルスとは

EBウイルスは、ヒトヘルペスウイルスのなかまであり、通常の日本人であれば幼少期にはほとんどの人か感染する、ごくありふれたものです。EBウイルスはいったん感染すると体外に排除されることはなく、生涯にわたって体内に潜伏しますが、風邪に似た軽い症状があってもすぐに抗体ができるため、通常は心配には及ばないものです。ところが、このEBウイルスがはじめて感染した際に、ヒトのリンパ球のB細胞ではなく、T細胞やNK細胞に感染してしまうと、この細胞がガンのように過剰に増殖するようになって、さまざまな症状を引き起こすのです。

慢性活動性EBウイルス感染症の治療

慢性活動性EBウイルス感染症についてはまだよくわからない部分が多く、発見や治療がたいへん難しい病気といえ、スタンダードな治療方法もまだ確立されていません。血液のガンといわれる悪性リンパ腫と同様の、抗がん剤による多剤併用療法が試みられることが多いものの、効果は一時的に完治には至らないとされています。成功率はいまだ高くはないものの、骨髄移植のような造血幹細胞移植が効果的とみられています。

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指定難病にかかる医療費助成制度

原因が不明で治療法も確立されていない難病に罹患した場合、長期間の療養を余儀なくされ、精神的にも経済的にも大きな負担となります。
このため、国では平成27年1月に「難病の患者に対する医療等に関する法律」、いわゆる「難病法」を施行し、難病患者に対する支援制度をいっそう充実させることとなりました。
国が指定する難病の患者は、都道府県の開設する保健所などの難病担当窓口に申請することにより、一定の医療費の助成を受けることができます。

参考リンク

難病対策|厚生労働省
難病法や難病患者に対する医療費助成制度の内容、対象疾病の種類や診断基準などについての資料が掲載されています。

難病情報センター
国の難病対策や医療費助成制度の概要、指定難病の一覧やくわしい解説などを網羅的に。わかりやすく記載しています。

全国保健所一覧
全国にある保健所の所在地、連絡先、地図などを掲載しており、個別の保健所の管轄区域もわかります。

小児慢性特定疾病
子供の慢性的な病気のなかでも、生命を長期にわたって脅かしたり、症状や治療が長期にわたって生活の質を低下させるような、小児がんなどの小児慢性特定疾病について記載しています。

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