参考文献が見つからないときには

滋賀県立図書館 その他

このウェブサイトでは、各ページの内容を取りまとめるに当たって参考とした書籍を「参考文献」の項目に記載しています。

これらの文献が手元にない場合には、次の方法をお試しください。

自費で購入する

「参考文献」に掲げた書籍について、Amazonアソシエイトのリンクがある場合、品切れ等がなければリンク先から直接注文することが可能です。

リンクがない場合には、おおむね次のように本のタイトル・著者・出版社等の書誌情報を記載していますので、近くの書店で新規注文又は取置依頼をしてください。

『編年百姓一揆史料集成』 第1巻青木虹二編 三一書房1979年
本のタイトル       巻号  著者・編者 出版社  発行年

当サイトで紹介している参考文献は、出版年代がかなり古いものも多く、Amazonのサイトからは入手できない場合があります。この場合は、「日本の古本屋」から検索すれば、全国の古書店の在庫が見つかる可能性があります。

日本の古本屋「日本の古本屋」の例
全国古書籍商組合連合会傘下の古本屋の在庫状況を書名や著者名などから検索できる。

なお、参考文献にはできるだけ入手が容易な出版社発行の刊本を掲げるようにしていますが、初出は各大学の紀要論文、学位論文、『日本歴史』『地方史研究』などの専門誌に掲載の論文であることも少なくはありませんので、「国立国会図書館サーチ」の項目も参照してください。

住所地の図書館で借りる

書店にない書籍であっても、お住まいの地域(又は通勤・通学している地域)の図書館に蔵書があれば借りられます。

通常、それぞれの図書館では、本のタイトル・著者名・シリーズ名・出版社・ISBNコードなどから、インターネットを通じて蔵書の有無を検索可能な「蔵書検索」(OPAC)のシステムを提供していますので、さきほどの「参考文献」欄の書誌情報をもとに検索してください。

京都市図書館の例
トップページの「蔵書かんたん検索」にタイトルなど任意のキーワードを入力すると検索結果が表示される。

住所地の図書館に本のリクエストをする

お住まいの地域の図書館に現時点では蔵書がない場合であっても、「本のリクエスト申込み」をすることによって、図書館が公費で購入し、蔵書として受け入れてくれることがあります。

ただし、公立図書館の場合、選定委員会に諮って購入可否を決定の上、自治体内の書店組合を通じて購入するケースが多く、リクエストをすれば無条件で購入してくれるわけではありません。

京都市図書館の例
「予約・リクエスト申込書」にタイトル・著者名・出版社名など必要事項を記入の上、カウンターに提出しておくと、蔵書購入の検討対象となる。

遠くにある大きな図書館で借りる、又は閲覧する

都道府県レベルの図書館であれば、その都道府県内のすべての市町村の図書館、大学附属図書館等の蔵書を横断検索できるシステムを導入しています。

インターネットで事前に蔵書を確認の上、当該図書館で借りるか、又は閲覧します。なお、貸出のサービスはその自治体の住民や通勤・通学者のみに限定されていることもあります。

京都府立図書館の例
「京都府図書館総合目録」にタイトルなど任意のキーワードを入力すると、府内のどの図書館に蔵書があるのかがわかる。

また、他の都道府県や政令指定都市の図書館にまで対象を広げて検索するのであれば、「国立国会図書館サーチ」を使うと便利です。

国立国会図書館の例
「国立国会図書館サーチ」にタイトルなど任意のキーワードを入力して検索すると、画面右側に蔵書のある図書館のリンクが表示される。

市区町村レベルの図書館から検索したい場合には、民間の図書館情報検索サイト「カーリル」を利用すると便利です。

カーリル「カーリル」の例
検索窓に任意の単語を入力して「さがす」をクリックすると、候補となる書籍がサムネイル表示される。個別の書籍を選択して「現在位置から探す」をクリックすると、近くの図書館の在庫状況が表示される。

相互貸借制度を利用する

他の図書館に蔵書があることがはっきりしていれば、図書館同士で蔵書の貸し借りをする「相互貸借制度」を用いて、近くの図書館に対象書籍を取り寄せることができる場合があります。

その際、相手方図書館との間の往復分の送料は、依頼者が支払うケースが多いようです。

京都府立図書館の例
「利用登録をされている図書館にお探しの図書等がない場合」として、府内の図書館の蔵書を普段利用している図書館に取り寄せることができる旨を明示している。

デジタル化資料送信サービスを利用する

国立国会図書館では膨大な書籍をデジタル化しています。事前登録をしておけば、このうち入手困難な資料を個人向けにインターネット送信する「デジタル化資料送信サービス」事前登録が必要)を利用することができます。

なお、すでに著作権の保護期間が切れた書籍などは、「国会図書館デジタルコレクション」のページから閲覧と一部ダウンロードが可能です。

国立国会図書館の例
「国会図書館デジタルコレクション」のサイトで「図書館・個人送信資料」にチェックしてタイトルなどを検索すると、その図書のデジタル化したデータを閲覧できる。