生活保護

幸手市福祉事務所の生活保護の手続き



生活保護は、高齢や病気などによって生活に困窮し、ほかにとり得る方法がないときに、国がその困窮の程度に応じて必要な保護を行い、自立に向けた援助を行う制度のことをいいます。


埼玉県幸手市は「生活保護法による保護の基準」でいう3級地-1に該当するため、以下の表中の金額や説明文も、同じ級地の場合を前提としています。(住んでいる地域がどの級地に該当するかによって、もらえる保護費の金額に違いがあります。)


令和元年10月に生活保護の基準が改正されました。


ショートカットメニュー
  1. 生活保護とは
  2. 幸手市福祉事務所へのアクセス
  3. 生活保護費の計算方法


住民票と異なる場合の申請

住民票に登録されている住所と、実際に住んでいる場所、居所が異なる場合の生活保護の申請については、基本的には実際に住んでいる場所を管轄している福祉事務所に対して申請をすることになります。
路上生活をしていて住所がないという場合も、同様に現在いる場所の福祉事務所に対して申請をすることになります。
ただし、路上生活者の場合には、申請の際に特定の施設への入所などをすすめられる可能性があります。


保育所送迎のためにマイカーを所有できるか

生活保護は、生活に困窮する者が、その利用し得る資産、能力その他あらゆるものを、その最低限度の生活の維持のために活用することを要件として行われると法律に書かれています。そのため一般にマイカーのような資産性のあるものの保有は認められていませんが、マイカー以外に通勤の方法がないか著しく困難な場合には、マイカーの保有が認められる場合があります。
これとの関連で、自宅から勤務先まではバスや電車などの公共交通機関でのアクセスが可能なものの、子どもの託児のために保育所を利用していて。保育所へ送迎して勤務するためにマイカー以外に通勤する方法がまったくないか、又はきわめて困難な場合には、まずは公共交通機関で通える保育所への転入所を検討するものとされています。
ただし、そのような保育所が地域にまったくない場合や、転入所が適当でないと福祉事務所が判断した場合には、マイカー保有ねやむを得ないとして認められることがあります。


幸手市福祉事務所へのアクセス

名称 幸手市福祉事務所
住所 〒340-0152
埼玉県幸手市大字天神島1030番地1
備考

※注意
生活保護費の見直しが平成30年10月・令和元年10月(以上実施済み)、令和2年(2020年)10月の3段階で実施されます。以下の「生活保護費の計算方法」は令和元年変更にあわせたものですが、将来の見直しで単価が変わることがあるので注意が必要です。



生活保護費の計算方法

埼玉県幸手市にお住まいの場合、級地としては「3級地-1」に該当しますので、生活保護基準は以下のとおりとなります。

生活扶助

生活扶助のうち、食費や被服費などの個人単位の経費の見積もりにあたる第1類費は、生活保護を受給する世帯に属する人の年齢をもとに、世帯としての基準額①の合計、基準額②の合計、基準額③の合計をそれぞれ求めます。

年齢区分生活扶助基準(第1類)
基準額①基準額②基準額③
0~2歳17890円22810円38340円
3~5歳22560円25650円38340円
6~11歳29160円29420円39220円
12~17歳36010円33510円41030円
18~19歳36010円33510円40740円
20~40歳34460円32880円40740円
41~59歳32680円33680円40740円
60~64歳30890円33350円40740円
65~69歳30890円33350円38950円
70~74歳27680円28940円38950円
75~歳27680円28940円35160円

世帯の人数に応じた逓減率を、第1類費の基準額①の合計、基準額②の合計、基準額③の合計にそれぞれ乗じます。
世帯の人数が多ければ、効率的にお金を使う生活ができるため、その分だけ基準額を減額する趣旨です。

人員逓減率①逓減率②逓減率③
1人111
2人10.8850.8548
3人10.8350.7151
4人0.950.76750.601
5人0.90.7140.5683

第2類費は、電気、ガス、水道などの光熱費や家具、食器の費用などといった、世帯単位で支出される経費です。
このため、第1類費とは逆に、世帯人数に応じてその額が増加するようになっています。
逓減率を乗じた後の第1類費の合計に、この第2類費をプラスします。
なお、地域によって冬場の寒さが違い、暖房費の需要も違うということに配慮して、冬季(10月又は11月~3月又は4月)には地域別(全国Ⅰ地域~Ⅵ地域の6区分)の冬季加算が別途加算されます。

人員生活扶助基準(第2類)
基準額①基準額②基準額③
1人37160円34910円27690円
2人41130円42940円40660円
3人45600円50620円45110円
4人47200円52700円47040円
5人47570円56200円47070円

以上によって得られた「第1類費・第2類費②」の合計に3分の1を乗じ、「第1類費・第2類費③」の合計と「生活扶助本体に係る経過的加算」を足したものに3分の2を乗じて、両者をプラスしたものが生活扶助基準となります。
ただし、

  • 「第1類費・第2類費②」が「第1類費・第2類費①」×0.9よりも少ない場合は、「第1類費・第2類費①×0.9」と読み替える
  • 「第1類費・第2類費③」が「第1類費・第2類費①」×0.855よりも少ない場合は、「第1類費・第2類費①×0.855」と読み替える
という例外的なルールがあります。
なお、「経過的加算」は世帯の人数、家族の年齢、住んでいる場所の級地によってそれぞれ異なります。

加算制度

さらに、特別の需要のある人が必要とする生活費としての加算制度があり、第1類費、第2類費のほかに、次のように一定額を上積みすることができます。
ただし、「障害者加算」と「母子世帯加算」のように併給できないものもあります。

障害者加算
障害者を抱える世帯の特別な需要に対応。身体障害者手帳1級・2級の場合、1級地なら26.810円、2級地なら24,940円、3級地なら23,060円を加算。
介護施設入所者加算
介護施設に入所している人の教養・娯楽などの特別な需要に対応。1級地及び2級地は13,270円、3級地は11,280円を月額に加算。

教育扶助

小学校、中学校に通う児童生徒が義務教育を受ける場合の扶助として、月額によって次の表のような基準額にもとづく支給があるほか、学級費、教材費、給食費、交通費などが別途支給されます。
なお、高等学校については義務教育ではないため、「生業扶助」と呼ばれる別のグループの扶助での対応となります。

教育扶助基準
区分内容基準額
基準額学用品:鉛筆、ノート、消しゴム、体育用靴、笛、裁縫道具、書道用具など
その他の教育費:遠足、社会見学等の校外活動費及び通学用靴、上履き等の通学用品購入費
小学校:2,600円
中学校:5,000円
学習支援費学習参考書(教材代を除く)購入費、課外クラブ活動費小学校:年間上限で15,700円以内
中学校:年間上限で58,700円以内
教材代・学校給食費・通学交通費副読本、ワークブック、辞書等の購入費、校外活動のための宿泊費や施設利用料、通学に必要な最小限度の交通費等実費支給

その他の扶助

これらのほかに、診療にかかった医療費の平均月額をもって基準とする「医療扶助」などのメニューごとに一定額が加算され、最終的な「最低生活費認定額」が割り出されます。

介護扶助
高齢者、障害者が介護サービスを受けるときの扶助。本来自己負担する部分に充当されるのでケースごとに金額は異なる。
生業扶助
生業のための資金、器具、資料の購入費、技能を習得するための費用、就労のための費用、義務教育ではない高等学校に就学するための費用などを必要とする場合の扶助。
たとえば、技能修得費は81,000円以内、高校就学費は基準額が5,300円(月額)、学習支援費の年間上限が84,600円など。

(上記は令和元年10月改正に準拠していますので、年度によって金額が異なることがあります。)


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