熱田神宮

熱田神宮 神社
神社
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熱田神宮は、名古屋市にある神社で、主祭神は三種の神器のひとつである草薙剣を御神体とする熱田大神です。日本武尊が薨じた後、妃宮簀媛が社を建てて託された草薙剣を祀ったことに始まるといいます。古くから皇室や武家の崇敬も厚く、境内は樹叢がよく残されています。

旅行先の地図

旅行先の概要

御祭神 熱田大神、天照大神、素盞嗚尊、日本武尊、宮簀媛命、建稲種命
所在地 愛知県名古屋市熱田区神宮一丁目1-1
交通 JR東海東海道本線「熱田駅」、名鉄名古屋本線「神宮前駅」、名古屋市営地下鉄名城線「神宮西駅」又は「伝馬町駅」からそれぞれ徒歩約3分。
名古屋高速3号大高線「堀田IC」から車で約5分。
拝観料 無料。
ただし、「宝物館」は大人300円、小中学生150円。
駐車場 東門駐車場(収容台数約300台)、西門駐車場(約40台)、南門駐車場(約60台)あり。いずれも舗装済みで無料。夜間は西門駐車場のみ開放されている。
URL
連絡先 熱田神宮宮庁 052-671-4151

歴史・由来

熱田神宮は、名古屋市熱田区に鎮座し、平安時代の『延喜式』神名帳に「名神大社」の社格で登場する名社です。

主祭神は、三種の神器のひとつである草薙剣を御神体とする熱田大神で、他に5神を祀ります。

日本武尊が薨じた後、妃の宮簀媛が社を建てて託された草薙剣を祀ったことに始まるといい、古くから皇室や武家の崇敬も厚く、織田信長が桶狭間の戦いに先立ち戦勝祈願をしたことは有名です。境内には現在も織田信長の寄進した築地塀が残されています。

名古屋の市街地ではありますが、境内には樹齢千年と伝わる大楠をはじめとして樹叢がよく残されています。

車椅子で旅行するポイント

熱田神宮

【1】東、南、西に無料の舗装駐車場あり。西門駐車で夜間参拝も可。

熱田神宮

【2】西門駐車場脇に身障者トイレ、その先に休憩所(きよめ茶屋)がある。ただし、トイレは施錠されている場合は警備詰所に申し出て解錠が必要。

熱田神宮

【3】境内はほぼ玉砂利敷だが、参道の端が平坦に舗装されている。警備詰所で車椅子貸出がある。

熱田神宮

【4】熱田神宮拝殿。中央には階段あり。

熱田神宮

【5】拝殿の端にスロープあり、賽銭箱の位置まで移動可。

熱田神宮

【6】別宮周辺も玉砂利敷で平坦。正面にいずれも階段数段。



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境内配置図 [凡例]
拝殿 神楽殿 授与所 祈祷殿 宮庁 熱田神宮会館 信長塀 宝物館 休憩所 西門 東門 警備詰所 別宮八剣宮 上知我麻神社 南門 岐阜 熱田駅 四日市 半田 豊橋 伝馬町駅 国道1号 国道19号 愛知県道226号熱田停車場伝馬線


移動のしやすさ ★★★★☆
バリアフリーの状況
熱田神宮には祈祷殿や神楽殿、その他西門近くに身障者用トイレが設置されているほか、舗装された駐車場もある。ただし、トイレが施錠されている場合は警備詰所に申し出て解錠してもらう必要がある。
境内のほとんどは玉砂利が敷かれているが、メインの参道は両端のみ舗装され通行しやすくなっており、西門近くの警備詰所では車椅子の貸出もしている。境内は広く移動距離も長くなる点は留意のこと。
拝殿の正面は石段だが、拝殿向かって右の授与所側、向かって左のここのろ小径(一之御前神社参道)側の奥にそれぞれ手すり付きのスロープが設置されていて、賽銭箱の前まで移動が可能である。

周辺の名所・観光スポット

名古屋城

姫路城、熊本城とともに「日本三名城」のひとつで、御三家である尾張徳川家の居城。天守に上げられた金鯱で有名。主要な建物が戦災で焼失した後、名城公園として整備され、天守や本丸御殿などが復元されている。国の特別史跡。【身障者用駐車区画・スロープ・多目的トイレ・エレベーター・車椅子貸出あり。】

■参考リンク:名古屋城公式ウェブサイト