大斎原

大斎原(おおゆのはら)は、和歌山県田辺市にある熊野本宮大社の旧社地で、熊野川・音無川・岩田川の合流地点の中洲にあたります。明治時代の大水害によって社殿が流出したため、山の上の現在地に遷座しましたが、現在でも大斎原は境内地のひとつとして石祠が建てられています。ユネスコの世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のひとつです。

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旅行先の地図

旅行先の概要

主祭神 忍穂耳命ほか
【中四社】禅児宮(忍穂耳命)、聖宮(瓊々杵尊命)、児宮(彦穂々出見尊)、子守宮(鵜葦屋葦不合命)
【下四社】一万宮十万宮(軻遇突智命)、米持金剛(埴山姫命)、飛行夜叉(彌都波能賣命)、勧請十五所(稚産霊命)
所在地 和歌山県田辺市本宮町本宮地内
交通 JR紀勢本線「新宮駅」から熊野交通バス又は奈良交通バスで約80分、「大斎原前」バス停下車
阪和自動車道「南紀田辺IC」から車で約1時間
拝観料 無料
駐車場 熊野本宮大社境内、世界遺産センター、公衆トイレ脇などに舗装済みの無料駐車場あり【身障者区画あり】
URL
連絡先 熊野本宮大社 0735-42-0009

歴史・由来

大斎原(おおゆのはら)は、和歌山県田辺市にある熊野本宮大社の旧社地で、熊野川・音無川・岩田川の合流地点の中洲にあたります。

崇神天皇の時代、大斎原の櫟(いちい)の木に3つの月が降臨し、不思議に思った熊野連(くのままむらじ)の問いかけに対し、これらの月は実は家都美御子大神、熊野夫須美大神、速玉之男大神であり、社殿を造営して祀るように告げたという伝説があります。

かつてはこの場所に証誠殿(しょうじょうでん)ほかの建物が建てられており、熊野本宮大社への参詣者は徒歩で川を渡って大斎原を訪れていましたが、明治22年(1889)の大水害で多くの社殿が川に流出したため、残った社殿を熊野川岸から500メートルほど離れた山上の現在地に移築し、遷座しました。

大斎原は、熊野の神が降臨した聖地であることから、現在も熊野本宮大社の境内地であり、流出した中四社及び下四社の祭神を合祀した石祠があるほか、その入口には高さ約34メートル、幅約42メートルの、日本一の大鳥居が建てられています。

大斎原は、ユネスコの世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のひとつとして、現在の熊野本宮大社とともに、多くの参詣者が訪れます。

車椅子で旅行するポイント

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【1】熊野本宮大社向かいの世界遺産センターには、身障者駐車場と身障者トイレがある。他にも熊野本宮大社駐車場や国道脇にも同様にトイレ等あり。

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【2】世界遺産センター内トイレ(オストメイト対応)

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【3】世界遺産センター南側の舗装道路を進むと大斎原の大鳥居が見える。幅員が車1台分のため注意のこと。

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【4】大鳥居以遠は砕石が敷かれた道路となり、行き止まりに大斎原の石祠(撮影禁止につき写真なし)がある。石祠のある壇上と手前に石段が2段ある。



大斎原境内図

境内配置図 [凡例]
熊野本宮大社 世界遺産センター 産田社 本宮大社前バス停 大斎原大鳥居 手水 石祠 熊野川河川敷 大斎原前バス停 公衆トイレ 国道168号 新宮 十津川

移動のしやすさ ★★★☆☆
バリアフリーの状況
大斎原の入口にあたる和歌山県世界遺産センター脇の道路は舗装されてはいるが、車両1台分程度の幅員で、特に水田のなかを走る部分にはガードレールなどはないので運転注意のこと。大鳥居以降は砕石が敷かれた歩車混在の道路となる。大鳥居付近は最近整備されたため、玉砂利が踏み固められておらず、ここで降りてしまうと車椅子では車輪が沈み込みやすい。
大斎原の石祠のある場所はマウンド状になっていて、道路からの上り口に2段、石祠の手前に2段の石段がある(写真撮影禁止のため未掲載)。河川敷へは一般車両進入禁止の立て看板が掲げられているので、車両で境内に入った場合はここで転回してもとの世界遺産センター脇の道路に戻る。
身障者用トイレは「大斎原前」バス停脇の公衆トイレ、世界遺産センター内、熊野本宮大社入口駐車場内にそれぞれある。特に世界遺産センターは最近整備されたため、清潔で機能的である。

周辺の名所・観光スポット

世界遺産熊野本宮館

熊野本宮大社の目の前にあり、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」(熊野古道)の来訪者に観光情報や地域情報を発信する拠点として整備された施設。内部には熊野三山、高野山、吉野・大峯の3つの霊場とその参詣道に関する展示スペースなどがある。
【身障者用トイレ(オストメイト対応)・駐車場・スロープ・車椅子貸出あり】

■参考リンク:世界遺産熊野本宮館

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