花園神社

神社

花園神社(はなぞのじんじゃ)は、東京都新宿区にある神社で、「新宿総鎮守」として知られています。境内社として「芸能浅間神社」があることから、歌手などの芸能人の奉納が絶えません。また、11月の酉の日には「酉の市」が開催され、縁起物の熊手を売る露店が無数の献灯が並ぶ中にあらわれて、新宿という土地柄とあわせて、境内はたいへんにぎわいます。

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旅行先の地図

旅行先の概要

御祭神 倉稲魂命、日本武尊、受持神
所在地 東京都新宿区新宿5-17-3
交通 東京メトロ・都営地下鉄「新宿三丁目駅」から徒歩で約3分
首都高速道路4号新宿線「新宿出口」から車で約5分
「新宿駅」(西口)から都営バスで約4分、「新宿五丁目」停留所下車
拝観料 無料
駐車場 社務所に至る境内道路はあるが専用駐車場はない
周辺のコインパーキングを利用
URL
連絡先 花園神社 03-3209-5265

歴史・由来

花園神社(はなぞのじんじゃ)は、東京都新宿区にある神社で、熊野神社と同様、江戸時代に高遠藩内藤氏の中屋敷があったことから「内藤新宿」といわれた新宿一帯の総鎮守として知られています。

花園神社の草創については明らかではありませんが、徳川家康の江戸開府以前に吉野山から勧請されたとされており、もとは新宿三丁目交差点付近にあったものの、寛永年間(1624~44)に現在地に遷座しています。

また、「花園神社」という名称は、遷座地の付近に尾張徳川家の屋敷地があり、その花園にちなんで称されたものといいます。

花園神社はたびたび火災に遭っていますが、再建のために見世物興行で資金を集めたことから、現在でも祭りの際に見世物小屋などの興行が許可されているほか、境内社として「芸能浅間神社」もあり、歌手などの芸能人の奉納が絶えません。

もとは境内社であった大鳥神社の日本武尊を合祀するところから、11月の酉の日には「酉の市」が開催されており、縁起物の熊手を売る露店が無数の献灯が並ぶ中にあらわれて、新宿という土地柄とあわせて、境内はたいへんにぎわいます。

車椅子で旅行するポイント

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【1】花園神社正面の公道からの入口。交差点に近い側に歩行者用参道の入口、その先に自動車用の入口がある。

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【2】歩行者用の参道は途中まで平坦な石畳で周囲は玉砂利のため、車椅子移動可能だが、社殿前が階段になっている。

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【3】自動車用の境内道路は社殿の建つ高台の社務所前に通じている。ただし最後の上り坂は車椅子には傾斜が急すぎる。

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【4】車道の途中、社務所下あたりに身障者トイレあり。ただし防犯のためイベント時以外は施錠されているため、駅や保健所などを利用のこと。

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【5】花園神社の社殿。社務所まで車で乗り付ければこの位置から参拝できる。社殿の前面、側面は階段で車椅子不可。


花園神社境内図

境内配置図 [凡例]
社殿 社務所 宝物殿 納め大明神 神楽殿 手水舎 山車庫 威徳稲荷神社 芸能浅間神社 神輿庫 唐獅子 新宿区保健所 新宿三丁目駅 東京都道305号芝新宿王子線 東京都道4号東京所沢線(靖国通り) 新宿五丁目交差点 新宿五丁目バス停

移動のしやすさ ★★★☆☆
バリアフリーの状況 社殿に至るまでの境内は石畳か玉砂利でおおむね平坦だが、肝心の社殿は一段高い場所にあって、正面は階段になっている。境内車道を通れば社務所や社殿のある付近まで自動車で進入可だが、車椅子のままでは社務所直前の坂道の傾斜が急なため介助が必要。また、境内に車椅子用トイレはあるものの、防犯のためイベント時以外は閉鎖されており、結局普段は使えないので、隣接する駅または保健所あたりのものを使用する必要がある。

周辺の名所・観光スポット

東京都庁

東京都の庁舎だが、入室無料の展望室があり、エレベーターでのぼれは、地上202メートルの高さから東京の街並みを一望することができる。天気がよければ展望室からは東京スカイツリー、東京タワーのほか、富士山まで見渡すことも可能。
【バリアフリー施設。点字ブロック、多目的トイレ、身障者駐車場ほか設置済み。】

■参考リンク:東京都庁見学のご案内