比々多神社

比々多神社 神社

比々多神社は、神奈川県伊勢原市にある相模国三宮にあたる神社です。社伝では神武天皇6年(前655)、大山を神体山として豊斟渟尊を祀ったのが始まりとされており、境内や近隣からも縄文遺跡が出土していることから、相模国内でも最古級の神社とみられています。毎年5月5日の国府祭にも神輿が参加します。

旅行先の地図

旅行先の概要

御祭神豊国主尊、天明玉命、雅日女尊、日本武尊
所在地神奈川県伊勢原市三ノ宮1472
交通 小田急小田原線「伊勢原駅」から神奈川中央交通バス(伊勢原車庫・栗原行)経由で約15分、「比々多神社」停留所下車すぐ
新東名高速道路「伊勢原大山IC」から車で約5分
拝観料 無料
駐車場 境内に砕石を敷いた無料駐車場あり
URL
連絡先比々多神社 0463-95-3237

歴史・由来

比々多神社は、神奈川県伊勢原市にある式内社で、相模国三宮にあたります。

社伝によれば、神武天皇6年(前655)、大山を神体山として豊斟渟尊を祀ったのが始まりとされており、境内や近隣からはストーンサークルを伴う縄文遺跡が出土していることから、相模国内でも最古級の神社とみられています。

天長9年(832)には淳和天皇から「冠大明神」の神号を賜り、建久3年(1192)には源頼朝が妻である北条政子の安産を祈願して神馬を奉納したことが『吾妻鑑』に出ています。

室町時代の明応年間の頃からたびたび兵火に罹って社領を失い衰退し、安土桃山時代の天正年間には埒免という地名で呼ばれていた元の場所から現在地に遷座しますが、江戸時代にようやく幕府から朱印地10石を受け復興しています。

毎年5月5日に一宮寒川神社から五宮平塚八幡宮までの相模国内の主要な神社が集まる「国府祭」(こうのまち)にも比々多神社の神輿が参加しています。
「国府祭」の中では、一宮の寒川神社と二宮の川勾神社の両神主が席次争いをして、それぞれ虎皮の敷物を相手よりも上座に置こうとする素振りを見せる寸劇のような神事「座問答」があり、これは寒川神社が属する相武国と川勾神社が属する磯長国の合併により相模国が誕生した際の一宮争いを表現したものといわれます。
この「座問答」の中では、決まって比々多神社の神主が「いずれ明年まで」と叫んで両者を仲裁する重要な役目を果たします。

車椅子で旅行するポイント

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【1】比々多神社の境内入口。参道は石段が続くが、社務所や博物館に向かう別の車道の坂も見える。

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【2】比々多神社の社務所下には砕石を敷いた駐車場がある。他にも境内周辺に駐車場がある。

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【3】社務所前に境内への入口があり、表参道の石段は回避することができる。

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【4】比々多神社の拝殿付近。参道はコンクリート舗装され、周囲も平坦で薄く玉砂利が敷かれている。賽銭箱前は4段の石段がある。

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【5】社務所前の道路沿いにはトイレ棟があり、車いす用のトイレも併設している。

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【6】身障者用トイレ内部



比々多神社境内図

境内配置図 [凡例]
三之宮3号墳(東名高速道路建設に伴い境内に移設) 下谷戸縄文遺跡(ストーンサークル)(同) 招魂社 秋葉神社 授与所 金比羅神社 神輿殿 神楽殿 鐘楼 拝殿 本殿 社務所・参集殿 三之宮郷土博物館 元宮 三之宮自治会館 末社(稲荷神社・東照宮権現社・神明神社・弁天社・白山神社) 消防団車庫

移動のしやすさ ★★★★☆
バリアフリーの状況 比々多神社は社務所前の入口を使えば参道の石段を回避することができ、境内も玉砂利敷ではあるものの平坦になっている。駐車場が境内入口近くにあるほか、身障者用トイレも設置されている。

周辺の名所・観光スポット

鶴巻温泉

鶴巻温泉は、神奈川県秦野市にある温泉郷で、丹沢山地の豊かな自然の風景をバックに天然温泉に浸かることができる一方で、都心から1時間というアクセスの良さ、駅や住宅街からの近さなども持ち合わせています。泉質は弱アルカリ性塩化物泉であり、カルシウムの含有量がきわめて豊富なことでも知られます。【バリアフリー施設あり】

■参考リンク:秦野市>鶴巻温泉