一ノ矢八坂神社

一ノ矢八坂神社は、茨城県つくば市に鎮座する神社で、五穀豊穣・無病息災を祈念する「ニンニク祭」で有名です。もとは清和天皇の時代に山城国から素戔嗚尊を勧請したものとされ、三本足のカラスを射落としたときに、第一の矢が落ちた場所にあるので「一ノ矢」という地名が生まれたという伝承があります。中世には一帯を支配していた小田氏の崇敬を受けています。

旅行先の地図

旅行先の概要

御祭神 素戔嗚尊
所在地 茨城県つくば市玉取2617
交通 常磐自動車道「土浦北IC」または首都圏中央連絡自動車道「つくば中央IC」から車で約20分
拝観料 無料
駐車場 神社境内前に砕石敷の無料駐車場あり
URL
連絡先 一ノ矢八坂神社 029-864-1132

歴史・由来

一ノ矢八坂神社は、茨城県つくば市玉取に鎮座する神社で、「一ノ矢の天王様」とも呼ばれ、五穀豊穣・無病息災を祈念する「ニンニク祭」で有名です。

もとは清和天皇治世の貞観年間(859~877)、山城国(京都府)の八坂神社から素盞鳴尊(牛頭天王と習合)を勧請して創建されたとされており、天に向かって三本の矢を放って三本足のカラスを射落としたところ、第一の矢が落ちた場所であるため「一ノ矢」と、また、カラスが玉を持っていたため「玉取」という地名が付いたという伝承もあります。

一ノ矢八坂神社は、鎌倉御家人の八田知家が守護として常陸国に居館を構えると、その子孫にあたる小田氏歴代からの崇敬を受けるようになり、後醍醐天皇の倒幕計画に加わって常陸国に流罪となり、小田高知(小田治久)のもとに身を寄せた公卿の万里小路藤房も、この地にあって「玉取の里」「お花畑」などと呼ばれた小田氏の別邸(花畑城)をしばしば訪れたとされています。

一ノ矢八坂神社の現在の本殿は、延宝4年(1676)に常陸玉取藩の藩主であった堀通周が造営したもので、同じく江戸時代につくられた覆屋に覆われていますが、一間社流造で朱塗りの見事な彫刻が施されたものです。

旧暦6月7日に行われる一ノ矢八坂神社の例祭「祇園祭」は、「ニンニク祭」の別名のほうが有名で、当日には「ニンニクお守り(御霊韮)」としてニンニクが入った大きめの袋入りのお守りが社務所で頒布されますが、これは天明の飢饉の際、領主の堀氏がニンニクで疫病を予防するように奨励したことがきっかけであるともいわれています。

車椅子で旅行するポイント

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【1】一ノ矢八坂神社の駐車場入口。社殿のある境内とは道路挟んで反対側にある。砕石敷となっている。

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【2】一ノ矢八坂神社の正面鳥居からは低い2段ほどの段差となっている。

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【3】正面鳥居の北側に車両の進入口があるのでここから入る。

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【4】社務所と社殿の間が車祓所であり、この付近まで車が進入できるよう砕石敷となっている。

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【5】一ノ矢八坂神社の社殿。正面鳥居からの石畳の参道が延びていて、社殿そのものは1段高い位置にある。


一ノ矢八坂神社境内図

境内配置図 [凡例]
本殿 社務所 手水舎 車祓所 岩大日社 トイレ ローソンつくば一ノ矢店 茨城県道55号土浦つくば線 一ノ矢交差点 つくばエクスプレス線筑波駅 筑波山


移動のしやすさ ★★★★☆
バリアフリーの状況 正面には石段があるが、他に車両進入口があって社殿近くまで自動車の乗り入れが可能で、山林部分を除いた境内は平坦でそれほど広くもないため、移動に不自由することはない。ただし、身障者用トイレなどのバリアフリー設備は特に存在しない。

周辺の名所・観光スポット

国立科学博物館筑波実験植物園(つくば植物園)

筑波研究学園都市の内部、筑波大学の近くにある植物園で、1983年に開園し、14ヘクタールほどの敷地内に、日本国内に生育する植物をはじめ、世界の熱帯や乾燥地に生育するめずらしい植物などを7000種以上植栽している。園内は「世界の生態区」「生命を支える多様性区」「プロムナード・中央広場」など、複数のエリアにわかれている。
【多目的トイレ、身障者用駐車スペース、車椅子貸出、バリアフリールートの設定あり。身障者手帳所持者および介助者1名まで無料】

■参考リンク:筑波実験植物園(つくば植物園) Tsukuba Botanical Garden