伊雑宮

伊雑宮(いざわのみや)は、三重県志摩市にある、伊勢神宮の別宮のひとつで、志摩国一宮、延喜式内社となっています。伊勢神宮の別宮としては、「瀧原宮」とともに「遙宮(とおのみや)」として特に知られているところです。毎年6月に実施される御田植式は、「磯部の御神田(おみた)」として国の重要無形民俗文化財に登録され、「日本三大田植祭」のひとつにも数え上げられます。

旅行先の地図

旅行先の概要

御祭神 天照大御神御魂
所在地 三重県志摩市磯部町上之郷374
交通 近鉄「上之郷駅」から徒歩3分【無人駅、ホームは階段につき車椅子不可】
伊勢自動車道「伊勢西IC」から車で約40分
拝観料 無料
駐車場 境内わきに舗装された無料駐車場あり。駐車場内に身障者用トイレあり
URL
連絡先 伊雑宮宿衛屋 0599-55-0038
神宮司庁 0596-24-1111(代表)


歴史・由来

伊雑宮(いざわのみや)は、「いぞうぐう」とも呼ばれることがありますが、三重県志摩市にある伊勢神宮(皇大神宮:内宮)の別宮のひとつで、志摩国一宮(一説に鳥羽市の「伊射波神社」とも)、延喜式内社となっています。

伊勢神宮の別宮としては、三重県度会郡大紀町にある「瀧原宮」とともに、「遙宮(とおのみや)」として特に知られているところです。

垂仁天皇の時代、倭姫命が山野河海からの神饌を天照皇大神に奉るための御贄地を探していたところ、伊佐波登美命が出迎えて稲を献上したことから、この地を御贄地として定め、神殿を造営したとされています。

中世には源頼朝が神馬を献上したとの記載が『吾妻鑑』にみられるほか、後になって伊雑宮に属する御師(おんし)も登場し、参拝者の世話役としてその信仰を民間に広めました。

毎年6月24日に実施される御田植式は、「磯部の御神田(おみた)」として国の重要無形民俗文化財に登録されており、花菅笠をかぶった早乙女たちが太鼓やささらのにぎやかな音楽のなかで田植えをするというものです。

「磯部の御神田」は、千葉県香取市・香取神宮の「香取神宮御田植祭」、大阪府大阪市・住吉大社の「住吉の御田植」とともに、「日本三大田植祭」のひとつにも数え上げられます。

車椅子で旅行するポイント

伊雑宮には、参拝経路に介助を要する階段の箇所があり、全面的なバリアフリーにはなっていませんので注意してください。詳細は以下の写真と記事を参照してください。
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【1】伊雑宮参拝者駐車場は境内わきにあり舗装されている。トイレ棟には身障者用トイレもある。

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【2】伊雑宮の境内入口。段差10センチ以上の自然石の石階段2段があるため介助を要する。

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【3】伊雑宮の御正殿。参道は玉砂利だが移動距離は150メートルほど。建物がある区画は大粒の白石で覆われている。



伊雑宮境内図

移動のしやすさ ★★☆☆☆
バリアフリーの状況 舗装駐車場に身障者用トイレはあるが、肝心の境内入口には石階段が2段あるため、かならず介助が必要となるので注意のこと。宮殿までの参道は玉砂利となっているが、伊勢神宮の内宮などと比較すれば、宮殿までの距離が格段に短いため、入口さえクリアできれば普通に移動できる。

周辺の名所・観光スポット

志摩スペイン村

三重県志摩市の複合リゾート施設で、スペインをテーマとしたさまざまなアトラクションやレストラン、パレードなどが楽しめるテーマパーク「パルケエスパーニャ」を中心に、オフィシャルホテルである「ホテル志摩スペイン村」、天然温泉「ひまわりの湯」などが営業している。
【身障者用トイレ、身障者用駐車場、車椅子用通路、車椅子利用可能なエスカレーター、エレベーター、車椅子貸出などあり。身障者は入場パスポート半額】

■参考リンク:伊勢志摩 近鉄リゾート 志摩スペイン村