亀戸天神社

亀戸天神社 神社
この記事は約3分で読めます。

亀戸天神社は、東京都江東区にある神社で、学問の神と慕われる菅原道真を祀っています。江戸時代に太宰府天満宮の神官である菅原大鳥居信祐がこの地を訪れ、元からあった天神の小祠に飛梅で彫った天神像を祀ったのが始まりと伝えられています。受験シーズンには全国各地から受験生が合格祈願に訪れます。

旅行先の地図

旅行先の概要

御祭神 天満大神(菅原道真)、天菩日命(菅家の祖神)
所在地 東京都江東区亀戸3丁目6番1号
交通 JR総武線「亀戸駅」北口から徒歩約15分
首都高速7号小松川線「錦糸町出入口」から車で約5分
拝観料 無料
駐車場 境内東側に舗装済みの無料駐車場あり
URL
連絡先 亀戸天神社 03-3681-0010

歴史・由来

亀戸天神社は、東京都江東区にある神社で、学問の神と慕われる菅原道真を祀っています。

江戸時代の正保3年(1646)、菅原道真の末裔で太宰府天満宮の神官でもあった大鳥居信祐は、夢のお告げを受けて天神信仰を広めるために諸国を巡る旅に出ましたが、当時の武蔵国亀戸村を訪れたときに、道真ゆかりの飛梅をもって彫った天神像を、村に元からあった天神の祠に祀ったのが始まりと伝えられています。

江戸の町が「明暦の大火」からの復興過程にあった寛文2年(1662)、本所の地の鎮守となすべく将軍・徳川家綱が現在地を寄進したため、境内のすべてを九州の太宰府天満宮にならい、社殿や楼門、心字池、太鼓橋などが造営されました。

明治6年(1873)には准勅祭神社に指定され、神田明神富岡八幡宮赤坂氷川神社日枝神社根津神社・白山神社・王子神社・芝大神宮・品川神社とともに、いわゆる「東京十社」の一つとなっています。

亀戸天神社は都内でも有数の梅や藤、菊などの名所となっているほか、受験シーズンには全国各地から受験生が合格祈願に訪れます。

車椅子で旅行するポイント

亀戸天神社_1.jpg

【1】亀戸天神社の正面鳥居下には石段があるので東門に迂回する。

亀戸天神社_2.jpg

【2】亀戸天神社の東門からは自動車のまま進入でき、その脇には舗装された参拝者駐車場も用意されている。

亀戸天神社_3.jpg

【3】東門の参拝者駐車場に駐車すれば、社務所前から段差なく境内に入ることができる。

亀戸天神社_4.jpg

【4】参拝者駐車場近くには仮設だが車椅子用トイレも設置されている。

亀戸天神社_5.jpg

【5】亀戸天神社の拝殿付近。参道は石畳、周囲も薄く玉砂利が敷かれた程度で平坦。ただし賽銭箱前には10段の石段がある。

亀戸天神社_6.jpg

【6】心字池に架かる女橋や男橋は反り返った太鼓橋で、両端も階段になっている。

亀戸天神社_7.jpg

【7】心字池の側面に迂回すれば階段のない遊歩道もある。



亀戸天神社境内図

境内配置図 [凡例]
東京都道315号御徒町小岩線(蔵前橋通り) 亀戸天神入口交差点 トイレ 能楽堂 神輿庫 紅梅殿 社務所 本殿 拝殿 御嶽神社 男橋 女橋 花園社 弁天社 手水舎

移動のしやすさ ★★★★★
バリアフリーの状況 亀戸天神社は平坦な市街地にあり、境内の参道部分には石畳が、参道以外の部分も薄く玉砂利が敷かれており、全般に車いすでの移動はしやすくなっている。正面の鳥居には階段があるが、東門から入れば舗装済みの無料駐車場や車いす用トイレも利用できるし、段差なしに境内に入ることができる。

周辺の名所・観光スポット

富岡八幡宮

富岡八幡宮は、東京都江東区の神社で、「深川八幡」とも呼ばれています。江戸勧進相撲発祥の地であり、その例祭は神田祭、山王祭と並び「江戸三大祭」の一つに数えられる賑やかさで、「水掛け祭」としても知られます。明治時代には准勅祭社に定められており、亀戸天神社と同様に「東京十社」の一つです。
【だれでもトイレ、スロープあり】

■参考リンク:富岡八幡宮