秋田県秋田市の神社。崇神天皇の時代、北陸平定のため派遣された大彦命が北方鎮護として武甕槌命を祀り、次いで阿倍比羅夫が大彦命を合祀して古四王と称したといいます。蝦夷征伐の最前線であった秋田城にほど近い、街道わきの杜に囲まれた中に社殿があります。
旅行先の地図
旅行先の概要
御祭神 | 武甕槌命、大彦命 |
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所在地 | 秋田県秋田市寺内児桜1丁目5-55 |
交通 |
JR「秋田駅」から秋田中央交通バス将軍野線で約22分、「寺内地域センター前」下車 秋田自動車道「秋田北IC」から車で約15分 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 神社入口及び南参道終点に無料の舗装された駐車場あり |
URL | 秋田県神社庁>古四王神社 |
連絡先 | 古四王神社 018-845-0333 |
歴史・由来
秋田県秋田市の神社で、旧国幣小社と秋田県のなかでは最も社格(近代社格)の高い神社です。
崇神天皇の時代、「四道将軍」として北陸平定のために派遣された大彦命が北方鎮護として武甕槌命を祀り、齶田浦神(あぎたのうらのかみ)と称したといい、次いで水軍を率い蝦夷・粛慎を服属させた阿倍比羅夫が大彦命を合祀して古四王と称したといいます。
かつて蝦夷征伐の最前線であった秋田城跡にほど近い、街道わきの杜に囲まれた中に社殿があり、武神としてばかりではなく、現在は眼病平癒にも霊験があるとされています。
車椅子で旅行するポイント
周辺の名所・観光スポット
秋田城跡史跡公園
奈良時代から平安時代にわたって出羽国に置かれた大規模な城柵・官衙遺跡で国史跡。。出羽国府が置かれ渤海(中国東北部)との外交の拠点としても機能していた。外郭東門など一部が復元されている。
■参考リンク:秋田城跡調査事務所
菅江真澄の墓
江戸時代後期に旅日記『菅江真澄遊覧記』を著した紀行家の墓。旅先の風俗習慣を挿絵と文章で克明に記し、自筆本は国重要文化財。秋田で没し、古四王神社の摂社田村神社の神官・鎌田正家の墓域に葬られた。【墓地入口は階段につき車椅子不可】
■参考リンク:秋田市観光ポータルサイトAkitachi>菅江真澄の墓
秋田竿燈まつり
真夏の病魔や邪気を払う「ねぶり流し」として毎年8月上旬に秋田市内で行われている祭りで、長い竿に無数の灯火をつけた「竿燈」を自在に操りながら練り歩く。国の重要無形民俗文化財。
■参考リンク:秋田竿燈まつり