飛騨一宮水無神社

飛騨一宮水無神社

飛騨一宮水無神社は、岐阜県高山市にある式内社で、飛騨国一の宮、御祭神は御歳大神です。戦後の混乱期には草薙剣の疎開先でした。パワースポットとして注目される位山を御神体としており、島崎藤村『夜明け前』の主人公のモデルはこの社の宮司だった藤村の父とされています。

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旅行先の地図

旅行先の概要

飛騨一宮水無神社については、車椅子のまま移動できるのは拝殿手前の神門の下までです。解説文を参照してください。

御祭神 御歳大神ほか
所在地 岐阜県高山市一之宮町石原5323
交通 JR高山本線「高山駅」から濃飛バスで約15分、「飛騨一宮水無神社前」下車、徒歩約3分。
JR高山本線「飛騨一ノ宮駅」から徒歩約5分。
中央自動車道「伊那IC」から車で約40分。
拝観料 無料
駐車場 神社正面左手に舗装された無料駐車場(収容台数:100台)あり。
URL
連絡先 飛騨一宮水無神社 0577-53-2001

歴史・由来

飛騨一宮水無神社は、岐阜県高山市に鎮座する飛騨国一の宮で、主祭神は御歳大神、相殿に大己貴命など12柱となっています。平安時代の『延喜式』神名帳に記された式内社です。

社名の「みなし」は「みずなし」「すいむ」とも読まれますが、もとは「水主」、すなわちこの地域の水源地帯で、近年パワースポットとして知られる「位山(くらいやま)」を神体山とする水の神の意といわれます。

社伝には成務天皇の御代の創建と伝え、中世には水無大菩薩、近世には大明神とも八幡宮とも称され信仰を集めており、境内には慶長12年(1607)に飛騨高山藩主金森長近が造営した「絵馬殿」(旧社殿)、左甚五郎作と伝わる彫像「稲食の馬」(神馬舎内)などが残されています。

安永2年(1773)に飛騨国で起こった大規模な百姓一揆「大原騒動」では、現在の「絵馬殿」が農民の決起集会の場所となったため、神主数名が責任者として磔によって処刑されており、鳥居前にはこの顛末を記した石碑が建てられています。

明治時代には、作家島崎藤村の父で、小説『夜明け前』の主人公のモデルとなった国学者・島崎正樹がこの社の宮司となった時期がありました。

戦後の混乱期には、三種の神器のひとつである「天叢雲剣(草薙剣)」が熱田神宮からこの社に疎開していました。

例祭は5月1日・2日で「宮祭」又は「宮の節供」と呼ばれ、無形文化財の獅子舞などが披露されるほか、戦後の創始ですが、4月3日には飛騨一円から選ばれた未婚女性たちがお雛様や官女などに扮して練り歩く「飛騨生きびな祭り」も行われます。

また、テレビアニメ『氷菓』の舞台ともなったことから、近年は全国から若いファンが訪れるようにもなっています。

車椅子で旅行するポイント

飛騨一宮水無神社については、車椅子のまま移動できるのは拝殿手前の神門の下までです。解説文を参照してください。

飛騨一宮水無神社

【1】国道から入ると参道正面に階段。左折して駐車場入口へ。

飛騨一宮水無神社

【2】駐車場入口の右手にある大きな建物が絵馬殿で、裏からも見学できる。

飛騨一宮水無神社

【3】参集殿を右折すると神門の下に、左折すると駐車場に行ける。いずれも車両進入可。

飛騨一宮水無神社

【4】舗装された駐車場から北参道経由でも神門下に行ける。

飛騨一宮水無神社

【5】境内は玉砂利敷で車椅子で降りる場合は車輪の沈み込み要注意。神門には階段があり、移動は基本的にここまで。



飛騨一宮水無神社境内図

周辺の名所・観光スポット

飛騨生きびな祭り

飛騨一宮水無神社において、養蚕や農業の繁栄と女性の幸福を祈念して行われるお祭りで、戦後に創始されたもの。毎年4月3日に飛騨一円より選ばれた未婚の女性9人が、お内裏様やお雛様、官女などの「生きびな」に扮して練り歩き、最後に境内で餅まきを行う。

■参考リンク:飛騨一之宮観光協会

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