宮地嶽神社は、福岡県福津市の旧県社で、宮地嶽三柱大神を祀っています。神域は広大で、神社奥の宮には国宝指定の金銅製の冠などが出土した古墳があるなど、古くから信仰の中心であったことが知られます。
旅行先の地図
旅行先の概要
御祭神 | 息長足毘売命(おきながたらしひめのみこと)、勝村(かつむら)大神、勝頼(かつより)大神 |
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所在地 | 福岡県福津市宮司元町7-1 |
交通 | 九州自動車道「古賀IC」から国道3号経由、車で約15分 JR「福間駅」から西鉄バス経由で約5分、「宮地丘宮前」下車、徒歩約5分(なお、初詣時期などは臨時バス運行あり) |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 県道502号沿いほか神社周辺に無料駐車場(約700台)あり。駐車場入口には看板がある。 |
URL | 宮地嶽神社 |
連絡先 | 宮地嶽神社 0940-52-0016 |
歴史・由来
宮地嶽神社は、福岡県福津市の宮地岳南麓にある旧県社で、息長足毘売命(おきながたらしひめのみこと)、勝村(かつむら)大神、勝頼(かつより)大神を祀っています。
社伝によると、神功皇后が三韓征伐に当たり宮地嶽山上で宗像三神に必勝を祈願し、その際勝村・勝頼の二神が随行していたことから、この3柱を宮地嶽三柱大神と称し、以来開運の神として崇めたといいます。
奥の宮にあたる宮地嶽古墳(宮地岳古墳)からは、精巧な透かし彫りのある金銅製の宝冠や馬具などが出土しており、国宝にも指定されるなど、古くから玄界灘周辺の信仰の中心であったことがうかがえます。
現在も正月三が日には100万人を上回るほどの参拝者があり、参道沿いには宮地嶽神社の御神紋である三階松を刻した名物の「松ヶ枝餅」を売る店が立ち並んでいます。
神社の境内は広大で、楼門を入った先にある御社殿、古墳周辺の「奥の宮八社」のほか、みやZOO(動物園)、民家村自然公苑なども設けられています。
車椅子で旅行するポイント
【2】裏参道の坂を登って境内へ。駐車スペースは舗装済。[注記]
みどころ
大注連縄
本殿にかかる大注連縄は重さ5トンで日本随一とされています。他に大鈴と大太鼓があり、宮地嶽神社の「3つの日本一」として有名です。
宮地嶽古墳(宮地岳古墳)
神社奥の宮として横穴式古墳の開口部に不動神社が鎮座しています。巨石を組んだこの古墳は「地下の正倉院」ともいわれ、金銅製の宝冠や馬具、瑠璃玉など300点余りが出土し、国宝に指定されたものもあります。
民家村自然公苑
合掌造りなどの古民家5棟を移築復元したもので、内部見学が可能。周囲には禊池や四季の木々・花々、動物園もあり、散策を楽しむことができます。
周辺の名所・観光スポット
津屋崎千軒民俗館「藍の家」
海運と塩田で栄えた「津屋崎千軒」のにぎわいを伝える明治時代の元紺屋の建物。国登録有形文化財。今はミニギャラリーとして活用されている。【スロープあり】
■参考リンク:福津市 津屋崎千軒民俗館「藍の家」
コメント
車いすの娘と、嵐さんが撮影したところを巡りたいと思っています。CMで階段のシーンがありますが、あれだけを見ると車いすでは無理かなぁ、と半ば諦めていましたら、Twitterで親切にこの車椅子の旅のサイトを教えてくださるかたがいまして、とても心強く有難く閲覧させていただいてます。
これからこの車椅子の旅、利用させていただきますね!
ご覧頂きありがとうございます。宮地嶽神社は正面階段左側の車道に迂回して自動車で境内にまで登ってしまえば、あとは車椅子でも割と参拝しやすい神社です。境内に古墳や民家園があるほど広大で見どころが多く、階段下の参道ではいつも名物の松ヶ枝餅を焼いていたりしますので、ぜひ楽しんできてください。