南宮大社

南宮大社

南宮大社(なんぐうたいしゃ)は、岐阜県不破郡垂井町にある式内社、美濃国一宮です。現社殿は関ヶ原の戦いで焼失後に徳川家光が再建した朱塗りの鮮やかなもので、国の重要文化財となっています。美濃国府の南に位置することから「南宮」といい、南宮山麓に鉱山の神・金山彦命を祀っています。

旅行先の地図

旅行先の概要

御祭神 【主祭神】金山彦命
【配祀】彦火火出見命、見野命
所在地 岐阜県不破郡垂井町宮代1734-1
交通 JR東海道本線「垂井駅」から徒歩約20分
名神高速道路「養老SAスマートIC」から車で約10分または「関ヶ原IC」から車で約15分
拝観料 無料
駐車場 神社境内に舗装済の無料駐車場、他に境外周辺にも複数あり
URL
連絡先 南宮大社 0584-22-1225

歴史・由来

南宮大社(なんぐうたいしゃ)は、岐阜県不破郡垂井町の式内社、美濃国一の宮で、関ヶ原インター近くの国道21号(中山道)沿いに参道入口があります。関が原の戦いの際に毛利秀元らが布陣したことで知られる南宮山の山麓に建ち、山頂には奥宮が鎮座しています。

主祭神は金山彦命で、社伝によれば、神武天皇が長髄彦を征伐した際、金山彦命が八咫烏とともに軍を輔けたので、即位後にこれを祀り東山道の要路を鎮めたもので、府中にあったものを崇神天皇5年(前93)に南宮山上に、さらに後に現在地に遷座したといいます。

美濃国府の南にあることから「南宮」といい、かつては南宮山を「美濃の中山(仲山)」と称したことから「仲山金山彦神社」とも呼ばれていたようです。

南宮大社は、平安時代の『延喜式』神名帳では美濃国唯一の「名神大社」に列しており、平将門や安倍貞任の追討の勅願に効験があったことから朝廷から正一位の神階に叙せられ、元寇の際にも調伏祈願が行われています。

慶長5年(1600)の関ヶ原の戦いの際には安国寺恵瓊の手勢による放火で社殿が焼失しますが、寛永19年(1642)には3代将軍・徳川家光により朱塗りの鮮やかな社殿が再建され、現在は国の重要文化財となっています。

江戸時代には朱印地450石を有し、神仏習合のため神宮寺が置かれ、重要文化財の三重塔が残る真禅院をはじめ10あまりの社坊があったといいますが、明治の神仏分離によって独立した神社となりました。

金山彦命は金属一切を司る神として鉱山・金属加工関係者などの崇敬を集めており、11月8日の「金山祭」は「ふいご祭」とも呼ばれ、拝殿正面にある高舞殿の舞台上に鞴(ふいご)や炉が設えられ、鉄を鍛錬して奉納する特殊神事が行われます。また、5月4日・5日の例祭も、神輿渡御のほか、櫓の上で蛇頭を操る「蛇山(じゃやま)神事」などの独特の芸能が披露されます。

南宮大社の社殿の屋根を葺き替える「式年遷宮」は、51年目に行われる例となっており、近くは平成30年(2018)11月2日から4日にかけて、神輿渡御、稚児行列、餅まきその他の奉納神事が催行されました。


車椅子で旅行するポイント

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【1】南宮大社境内には舗装された駐車場があり、多目的トイレが新設された。

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【2】駐車場奥の楼門までは段差を避けて移動が可能だが、楼門直下には敷居がある。

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【3】敷居を避ける場合は、楼門や祓所のさらに奥にある境内道路を進んで南門に向かう。

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【4】南門のみ敷居がなく築地の内側まで進入できるようになっている。

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【5】南宮大社の拝殿前。周囲は玉砂利のため車輪の沈み込み注意。拝殿正面は階段で賽銭箱はその上にある。



南宮大社境内図

境内配置図 [凡例]
本殿 拝殿 回廊 勅使館 社務所 神饌所 南大神社 高山社 七王子社 樹下社 隼人社 高舞殿 手水舎 神官廊 神輿舎 北門 楼門 南門 築地 石輪橋 下向橋 祓所 宝物殿 弓道場 数立神社 南宮斎館 落合神社 トイレ 真禅院 国道21号御所野交差点 垂水宿 南宮稲荷神社

移動のしやすさ ★★★☆☆
バリアフリーの状況 南宮大社は境内に舗装済みの駐車場があり、身障者用トイレも新たに整備された。そのため駐車場奥の楼門までは移動が容易だが、築地を越えて社殿に行くには楼門の敷居の部分がバリアになっている。これを避けるには遠回りだが敷居のない南門に迂回するとよい。なお、築地から先の境内は、ほぼ全面に玉砂利が敷かれている。

周辺の名所・観光スポット

関ヶ原古戦場

慶長5年(1600)、徳川家康率いる東軍と石田三成率いる西軍が天下分け目の合戦を繰り広げた舞台となった場所で、平坦な田園内を農道が走り、一帯を桃配山、笹尾山などの丘陵が取り囲む。開戦地、決戦地などには陸軍大将・宇垣一成が揮毫した石碑が建ち、本陣跡には旗や逆茂木が復元されている。
【陣跡などは階段あり不可。身障者用トイレは現地にないため関ヶ原町役場を利用。】

■参考リンク:関ヶ原観光Web