不忍池辨天堂

不忍池辨天堂

不忍池辨天堂は、江戸時代に天海大僧正が琵琶湖・竹生島に倣って不忍池に中之島を築き、その地に建立された上野寛永寺の諸堂の一つです。夏場には一面にハスの花が咲き見事です。年1度の「巳成金大祭」は金運成就を求める参拝客で混雑します。

旅行先の地図

旅行先の概要

御本尊 八臂大辯財天
所在地 東京都台東区上野公園2-1
交通 首都高速道路1号上野線「上野出入口」から車で約10分。
JR上野駅(公園口)又は京成電鉄「京成上野駅」から徒歩約5分。
拝観料 境内無料
駐車場 なし。「上野恩賜公園(第一・第二)」【普通車1時間まで400円】又は周辺の民間有料駐車場(不忍池弁天堂前の「京成上野駅駐車場」、上野駅公園口前の「上野パーキングセンター」、「タイムズ上野駅公園口」)を利用のこと。都内駐車場検索サイトから検索可。
URL
連絡先 不忍池辨天堂 03-3821-4638

歴史・由来

東京都・上野恩賜公園内の不忍池に浮かぶ「不忍池辯天堂」は、江戸の鬼門鎮護のため寛永2年(1625)に天海大僧正が比叡山延暦寺に倣って上野忍岡に創建した「東叡山寛永寺」の諸堂の一つに当たります。

不忍池は琵琶湖・竹生島になぞらえられ、寛永19年(1642)に常陸国(現・茨城県)下館城主・水谷勝隆によって池のなかに中島が築かれ、その地に竹生島弁才天が勧請されました。

当時は境内裏手の聖天宮の辺りに小祠があり、参詣者は船で渡ったようですが、のち寛文7年(1667)に石橋が架けられ島まで徒歩で往来できるようになると、多くの参詣者で賑わうようになります。

この辨天堂は昭和20年(1945)の空襲で焼失し、現在の八角形の建物は昭和33年(1958)になって再建されたものです。

御本尊は慈覚大師円仁の作と伝えられる八臂大弁財天で、平素は秘仏とされていますが、年1度の「巳成金大祭」の日だけ開帳され、この日は「福財布」や「巳成金の小判」などの特別なお守りも頒布されるため、金運アップを求める参拝客が列をなして混雑します。

また、6月の終わりから8月にかけては不忍池一面にハスの花が咲き、たいへん見事な眺望が楽しめます。

車椅子で旅行するポイント

不忍池辨天堂

【1】公道から不忍池辨天堂のある中島まで平坦な歩道が延びている。

不忍池辨天堂

【2】不忍池辨天堂の正面。境内は玉砂利敷で参道突き当たりは階段。

不忍池辨天堂

【3】堂の左横にスロープがあり階段を迂回して上まで移動できる。

不忍池辨天堂

【4】堂の入口は段差を乗り越える必要がある。中に賽銭箱がある。



不忍池辨天堂

周辺の名所・観光スポット

東京国立博物館

明治5年(1872)に創設されたわが国最初の博物館で、上野恩賜公園内に位置する。日本と東洋の貴重な考古・歴史資料などを常設展示しており、収蔵品は国宝87点を含む113,897点(平成24年度末)を数える。【身障者用トイレ・スロープ・駐車場・車椅子貸出あり。障害者手帳提示で本人と介助者1名無料】

■参考リンク:東京国立博物館

国立西洋美術館

印象派の絵画やロダンの彫刻を中心とする松方コレクションを基礎にルネサンス以降の西洋美術作品を常設展示する。上野恩賜公園内に立地し、本館建物自体も「近代建築の巨匠」といわれるル・コルビジェ設計によるもので国重要文化財。【身障者用トイレ・スロープ・車椅子貸出あり。障害者手帳提示で本人と介助者1名無料】

■参考リンク:国立西洋美術館

上野動物園

明治15年(1882)開演の日本最初の動物園。旧寛永寺五重塔がそびえる東園にはパンダ、ゾウ、トラなどが、蓮が茂る不忍池のほとりに位置する西園にはキリン、アイアイなどがおり、全体として約500種の動物を飼育している。【身障者用トイレ・スロープ・車椅子貸出あり。障害者手帳提示で本人と介助者1名無料】

■参考リンク:東京ズーネット>上野動物園

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コメント

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