大泉寺観音堂(大清水観音堂)

大泉寺観音堂(大清水観音堂)

大泉寺は、新潟県柏崎市にある真言宗の古刹で、日本海を見下ろす山頂にあり、「大清水(おしみず)観音」とも称されます。観音堂は上杉景勝の援助により文禄2年(1593)に再建された茅葺きの建物で国の重要文化財です。木喰堂には木喰上人がイチョウの生木に彫りつけたという柔和な顔立ちの子安観音が祀られています。

旅行先の地図

旅行先の概要

御本尊 阿弥陀如来
所在地 新潟県柏崎市大字大清水1502
交通 北陸自動車道「米山IC」又は「柿崎IC」から車で約15分
拝観料 無料
駐車場 境内入口に砕石敷の無料駐車場(収容台数:20台)あり
URL
連絡先 大泉寺 0257-26-2379又は0257-23-1189

歴史・由来

大泉寺は新潟県柏崎市にある真言宗の古刹で、日本海を見下ろす海抜230メートルの大清水の山頂にあります。「大清水(おしみず)観音」とも称されます。

朱鳥元年(686)、持統天皇の勅願により僧泰澄によって創建され、平安時代には源義家が武運長久を祈願したとも言われています。

戦国時代には柏崎の地を支配していた上杉房能、上杉謙信、上杉景勝らがこの寺に参詣するなど崇敬篤く、永禄2年(1559)に落雷で焼失した「観音堂」は、上杉景勝の支援により文禄2年(1593)に再建され、現在に至っています。

千手観音を安置するこの「観音堂」は、桁行3間、梁間4間、茅葺きの寄棟造りで、当時の禅宗様建築を伝えるものとして、「永六仁年」(永禄2年)の墨書が発見された肘木ともども国の重要文化財に指定されています。

境内には、室町時代の建立とされる見世棚(みせだな)造という簡素な様式の「飯綱社本殿」や、上杉景勝が天正7年(1579)に寄進したとされ、内部に地元農家の稲刈りを手伝ったという伝説を持つ「稲刈り仁王」を安置した「仁王門」、木喰上人が文化2年(1805年)にイチョウの生木に彫り付けた子安地蔵を剥ぎとって納めた「木喰堂」などがあります。

また、一帯は水が豊富に湧き出ることから地名「大清水」や寺号「大泉寺」のもとになったといわれ、境内の坂を下った先には「功徳水」という湧水があります。

車椅子で旅行するポイント

大清水観音堂

【1】境内に身障者用トイレはないが国道沿い登山口300メートル先の「米山海岸P」にあり。

大清水観音堂

【2】国道8号沿い「大清水観音堂」看板が登山口。車で境内まで坂道を上る。

大清水観音堂

【3】人家もない一本道のつづら折れの坂を1.5キロほど進む。要所要所に案内看板あり。

大清水観音堂

【4】大泉寺前に砕石敷の駐車場あり。ここに停車し、車止めを越えて境内へ。

大清水観音堂

【5】大泉寺境内は玉砂利敷で、車止めから観音堂までは石畳の参道がのびている。

大清水観音堂

【6】大泉寺観音堂。手前は石畳の参道、周囲は玉砂利敷で、高台から頸城平野が見渡せる。

大清水観音堂

【7】大泉寺観音堂の左手入口から堂内の前立観音を拝観できるが階段のため車椅子不可。



大泉寺観音堂(大清水観音堂)境内図

周辺の名所・観光スポット

良寛の里わしま

国道116号沿いに位置する道の駅で、道路情報の提供のほか、古民家を活用した地元食材が楽しめる食事処などがある。また、一帯は良寛が晩年を過ごした場所であり、良寛と貞心尼の書や詩歌などを展示する良寛の里美術館、ロダンや高村光太郎などの作品を展示する菊盛記念美術館も併設されている。
【身障者用トイレ、駐車場、車椅子貸出あり】

■参考リンク:良寛の里わしま

高柳じょんのび村

柏崎市の高柳地区に開設された「ゆったりのんびり」という意味の方言「じょんのび」を冠した温泉、宿泊施設、農村貸別荘などからなる第3セクター運営の農村リゾート観光施設。周囲には黒髪山麓に棚田が広がる日本の原風景がある。
【身障者用トイレ、駐車場、車椅子貸出あり】

■参考リンク:高柳じょんのび村