虎渓山永保寺

虎渓山永保寺 寺院

虎渓山永保寺は、岐阜県多治見市にある臨済宗の寺院です。正和2年(1313)に夢窓疎石が開創し、後に中国廬山の虎渓にちなんだ山号が付けられました。檜皮葺の観音堂や開山堂は国宝に指定され、国名勝庭園は秋の紅葉の名所としても知られます。また、雲水たちが禅の修行する道場でもあります。

旅行先の地図

旅行先の概要

御本尊聖観世音菩薩
所在地岐阜県多治見市虎渓山町1-42
交通 JR中央本線・太多線「多治見駅」から東鉄バス(小名田線)経由で約7分、「虎渓山」下車、徒歩約7分
中央自動車道「多治見IC」から車で約10分
拝観料 無料
駐車場 境内300メートル北に舗装された無料駐車場あり
URL
連絡先虎渓山永保寺  0572-22-0351

歴史・由来

虎渓山永保寺は、岐阜県多治見市にある臨済宗南禅寺派の寺院です。

正和2年(1313)、美濃国の土岐氏の招きに応じた夢窓疎石が開創し、後に中国廬山にある渓谷「虎渓」にちなんだ山号が付けられました。暦応2年(1339)には北朝の光明天皇より綸旨を賜り勅願所となっています。

江戸時代には末寺28ケ寺を数え、山内の塔頭寺院から輪番で住持を出しており、天保元年(1830)には雲水の修行道場である僧堂も開かれています。僧堂は明治時代に一時途絶したもののほどなく再開しており、現在も南禅寺派の修行道場であることに変わりはありません。

正和3年(1314〉に夢窓疎石が建立した唐様・和様折衷の檜皮葺の観音堂と、足利尊氏の寄進により文和元年(1352)に建立された開山堂は国宝に指定されています。また、国名勝である境内の池泉回遊式庭園は秋の紅葉の名所ともなっており、毎年多くの観光客が訪れています。

車椅子で旅行するポイント

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【1】県道からアクセスすると舗装済みの無料駐車場があり、身障者駐車区画・トイレも設けられている。踏切を越え右折(南行)すると永保寺に至る。

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【2】塔頭の続芳院角を直進すれば永保寺境内だが、舗装済みながら急斜度の坂道を通らなければならないため、自動車のまま左折(東行)して黒門に向かう。

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【3】黒門で降車すれば脇から段差なく境内に入れる。大書院裏の駐車スペースは通常は参拝者進入禁止のため、利用するのであれば許可が必要。

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【4】黒門を過ぎると左手にスロープ付きのトイレがある。境内は玉砂利が敷かれているが概ね平坦で、参道の石畳部分は車椅子でも移動しやすい。

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【5】虎渓山永保寺の境内はほかにも池を廻る参道が整備されているため、名勝庭園や観音堂などの建物を一望できる。



虎渓山永保寺境内図

境内配置図 [凡例]
岐阜県道381号多治見八百津線 永保寺案内所 第5明治街道踏切 中央本線 渓琉彩 虎渓霊園 続芳院 徳林院 保寿院 土岐川 瑞霊岩 黒門 永保寺大書院 鐘楼 禅堂 庫裡 本堂 観音堂 六角堂 無際橋 臥龍池 勅使門跡 開山堂

移動のしやすさ ★★★★☆
バリアフリーの状況 虎渓山永保寺の建物群は土岐川沿いに展開し、周囲よりもかなり低い場所(続芳院と本堂の標高差は20メートル)に位置している。踏切手前の参拝者専用の無料駐車場は舗装済みで身障者駐車区画・トイレもあって便利だが、ここに駐車して車椅子に乗り換えてしまうと、境内まで300メートルも歩道のない市道を移動した上、保寿院の東側を通って本堂まで続く急坂を車椅子のまま降りなければならない。そのため、自動車のまま黒門まで向かい、黒門で降車して車椅子に乗り換えるのがベストなアクセス方法となる。境内は薄く玉砂利が敷かれているが概ね平坦で、部分的に移動しやすい石畳も敷かれている。大書院裏にも若干の駐車スペースがあるが、原則的に参拝者進入禁止となっているので、駐車するのであれば事前に許可をとる必要がある。

周辺の名所・観光スポット

多治見市美濃焼ミュージアム

「多治見市美濃焼ミュージアム」は、志野焼や織部焼に代表される美濃焼の歴史を紹介するとともに、人間国宝をはじめとする陶芸家の作品を展示する博物館です。実物の陶片を手にとって観察するハンズオン、美濃の陶芸作家の茶器で抹茶をいただく喫茶体験などのメニューも充実しています。
【身障者用駐車区画・トイレ・スロープ・車椅子貸出あり。障害者と介助者1名無料。】

■参考リンク:多治見市美濃焼ミュージアム