比叡山延暦寺

比叡山延暦寺 寺院

比叡山延暦寺は、滋賀県大津市にある天台宗の総本山です。延暦7年(788)に最澄(伝教大師)が開創し、平安京の鬼門の鎮護として信仰され、また元三大師として知られる良源をはじめ多くの名僧を輩出しました。広大な比叡山の境内は東塔・西塔・横川の3つの区域からなり、国宝の根本中堂などの建築物がみられます。

旅行先の地図

旅行先の概要

御本尊薬師如来
所在地滋賀県大津市坂本本町4220
交通 名神高速道路「京都東IC」から西大津バイパス・比叡山ドライブウェイ【身障者割引あり】を経由して車で約30分
比叡山鉄道「ケーブル延暦寺駅」から徒歩約10分
JR・近鉄・京都市営地下鉄「京都駅」から比叡山ドライブバス(比叡山頂行き)経由で約70分、「比叡山バスセンター」下車
拝観料 諸堂巡拝料(東塔・西塔・横川共通券):大人1,000円、中学・高校生600円、小学生300円【障害者本人と介助者1名まで無料】
国宝殿拝観料:大人500円、中学・高校生300円、小学生100円
駐車場 比叡山ドライブウェイ・奥比叡ドライブウェイの途中の東塔・西塔・横川・峰道などに舗装された駐車場【身障者用区画併設】あり
URL
連絡先比叡山延暦寺 077-578-0001

歴史・由来

比叡山延暦寺は、滋賀県大津市にある天台宗の総本山です。

入唐して天台教学を学んだ最澄(伝教大師)が延暦7年(788)に開いた一乗止観院がもとになり、最澄入寂後に嵯峨天皇から「延暦寺」の寺号を授けられたのがその始まりです。

以後は平安京の鬼門の鎮護として信仰され、また元三大師として知られる良源をはじめ、鎌倉新仏教の開祖となる法然、親鸞、栄西、道元、日蓮などの多くの名僧がこの寺で修行をしています。

中世には武装化して多くの僧兵を抱える一大勢力となり、元亀2年(1571)には対立する朝倉義景・浅井長政の連合軍を公然と匿ったとして織田信長による焼き討ちを受けますが、その後豊臣秀吉や徳川家康らによって諸堂が再建されました。

広大な比叡山の境内は大きく東塔・西塔・横川の3つの区域にわかれ、国宝の根本中堂、国重要文化財の大講堂、釈迦堂、戒壇堂、元三大師堂などの建築物が残されており、「古都京都の文化財」の一部としてユネスコ世界文化遺産にも登録されています。

車椅子で旅行するポイント

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【1】有料の比叡山ドライブウェイを経由すれば東塔の駐車場にアクセスできる。駐車場は舗装され身障者区画がある。

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【2】駐車場には売店や身障者トイレがあり、手すりやスロープも設置されている。

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【3】身障者トイレ内部

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【4】東塔の拝観入口付近。車椅子でも支障なく出入可能な幅がある。身障者は拝観料の割引を受けられる。

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【5】拝観入口からは舗装されているものの坂道を登る必要がある。

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【6】坂道を越えた付近にある大講堂。足元には玉砂利が敷かれている。ここから根本中堂や阿弥陀堂へも舗装道が続く。

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【7】根本中堂【改修工事中】への参道。手すりで隔てられた中央の舗装部分を通行すれば両端の階段を避けられるが急傾斜のため十分な介助が必要。

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【8】大講堂から阿弥陀堂へ至る参道。階段参道左手の舗装道に迂回できるが200メートルの急な上り坂につき介助は必要。

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【9】阿弥陀堂の正面付近。玉砂利が敷かれおおむね平坦になっている。

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【10】阿弥陀堂の正面右奥には堂上に至る車いす用のリフトが設置されている。

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【11】阿弥陀堂の脇には独立した身障者用のトイレも設置されている。



比叡山延暦寺境内図

境内配置図 [凡例]
比叡山東塔拝観入口 国宝殿 大講堂 瑞雲院 前唐院 鐘楼 万拝堂 一隅を照らす会館 根本中堂 大黒堂 文殊楼 大書院 山王社 厄除不動尊(正覚院) 延暦寺会館 星峯稲荷社 総持坊 蓮如堂 戒壇院 阿弥陀堂 法華総持院東塔 灌頂堂 東塔バス停 延暦寺バスセンターバス停 比叡山ドライブウェイ

移動のしやすさ ★★★☆☆
バリアフリーの状況
比叡山延暦寺へは比叡山ドライブウェイを経由すれば駐車場までのアクセスは容易であり、身障者用トイレや駐車区画、スロープなども整備されている。
しかし、駐車場より先の山内の参道はかなりの傾斜があり、無理をしないで回れる範囲はせいぜい東塔の拝観入口ゲートから大講堂の周辺までにとどまる。
メインの根本中堂、阿弥陀堂などもいちおうは拝観が可能で、手すりがあり路面は舗装されているとはいっても、急傾斜の長い坂道を登り降りしなければならず、適切な介助がなければかなりの困難を伴う。
西塔や横川については、それぞれの駐車場入口から舗装された参道が整備されてはいるものの、東塔以上に諸堂に至るまでの参道の下り坂が長く、しかも途中から砂利道になってしまうので留意のこと。

周辺の名所・観光スポット

ミシガンクルーズ

「ミシガンクルーズ」は、琵琶湖に浮かぶ大型の外輪船で湖上のクルーズができるサービスで、360°の視界をもつパノラマスカイデッキから広大な琵琶湖の風景を見たわすことができるほか、艦内レストランでランチを楽しむことができる。
【艦内に多目的トイレ・エレベーター併設、手帳提示で本人(第1種は本人と介助人)半額】

■参考リンク:琵琶湖汽船