板橋不動尊

板橋不動尊は、茨城県つくばみらい市にある真言宗の寺院で、弘法大師が不動明王を彫刻して安置したのがはじまりと伝えられます。戦乱などによって諸堂を焼失するものの、江戸時代には再建されており、本堂以下の建物は茨城県の指定文化財となっています。境内ではときおり骨董市などが開催されて賑わいます。

旅行先の地図

旅行先の概要

御本尊 不動明王
所在地 茨城県つくばみらい市板橋2370-1
交通 常磐自動車道「谷田部IC」から車で約10分
拝観料 なし
駐車場 境内わきに砕石敷の無料駐車場あり
URL
連絡先 清安山不動院願成寺(板橋不動尊) 0297-58-1014

歴史・由来

板橋不動尊は、茨城県つくばみらい市にある真言宗の寺院で、正しくは「清安山不動院願成寺」ですが、地元ではもっぱら「板橋不動尊」、「板橋のお不動さん」などと呼ばれています。

縁起によれば、大同3年(808)、諸国を行脚していた弘法大師空海がこの寺を創建し、その際に弘法大師みずから一刀三礼して彫刻した不動明王像を本尊として祀ったといい、これは現在、平安時代のものとして国重要文化財(「木造不動明王及二童子立像」)に指定されています。

板橋不動尊は中世の戦乱などによって諸堂を焼失するものの、江戸時代には再建されており、密教本堂としてはめずらしい重層形式の本堂をはじめ、楼門、三重塔はいずれも当時のもので、茨城県の指定文化財となっています。

この板橋不動尊は、昔から安産・子育て祈願の不動尊として知られ、江戸時代には当地の名主の夢枕に白い犬が現れて、女人が板橋不動尊を参詣して祈祷を受ければお産の苦しみが軽くなると告げたという逸話があり、境内には狛犬ならぬ白犬が奉納されています。

また、板橋不動尊は、昭和になってから開創された「北関東三十六不動尊霊場」の36番目、結願の霊場でもあり、境内ではときおり骨董市などが開催されて賑わいをみせています。

車椅子で旅行するポイント

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【1】板橋不動尊正面の楼門。楼門には段差が2段ある。手前を西から東に抜ける参道は石畳で平坦。

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【2】板橋不動尊の本堂。堂の正面は階段のため、車椅子は階段の下までとなる。

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【3】本堂右手にスロープがあり、奥のトイレ棟(隠所)にコンクリート舗装路がつながっている。

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【4】トイレ棟(隠所)には身障者用トイレもある。

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【5】板橋不動尊の境内東側には砕石敷の無料駐車場もある。

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【6】駐車場で降りて裏手から境内に入ることもできるが、やや坂道になっているので注意。



板橋不動尊境内図

移動のしやすさ ★★★★☆
バリアフリーの状況 楼門に2段ほどの段差があるが、その他の参道部分には平坦な石畳が敷かれており、境内には身障者用トイレもある。参道以外は玉砂利である。本堂も上までは階段のため行けないが、直下で参拝できる。

周辺の名所・観光スポット

ワープステーション江戸

「ワープステーション江戸」は、もとはNHKの大河ドラマ撮影用につくられた時代劇のロケ施設で、江戸城大手門、宿場町、芝居小屋、庄屋屋敷、明治の町並みなどのオープンセットが建ち並んでいる。一時期は公営のテーマパークとなっていたが、現在はNHKエンタープライズが運営するロケ施設としての利用が中心であり、撮影に支障がない範囲で一般公開もされている。「つくばみらい市立歴史館」が併設され、つくばみらい市(常陸国筑波郡上平柳村)出身で江戸時代に樺太を探検した間宮林蔵の資料などを展示している。
【身障者用トイレ、身障者駐車場あり、身障者手帳所持者および付添人1名無料、ただしオープンセットがある街路は未舗装】

■参考リンク:ワープステーション江戸

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