深大寺

深大寺 寺院

深大寺は、東京都府中市にある天台宗別格本山の寺院です。奈良時代の天平年間に開創された都内有数の古刹とされます。厄除元三大師で知られており、毎年3月の大祭にあわせて「日本三大だるま市」の一つとされる深大寺だるま市も開かれ、大勢の参拝者でにぎわいます。

旅行先の地図

旅行先の概要

御本尊阿弥陀如来
所在地東京都調布市深大寺元町五丁目15番地1
交通 京王線「調布駅」中央口から京王バス(「深大寺」行き)経由で約15分、「深大寺」停留所下車
中央自動車道「調布IC」から車で約5分
拝観料 無料
ただし、「釈迦堂」及び「本堂」拝観は大人各300円、高校生以下無料(共通拝観券は500円)
駐車場 境内駐車場(一般の人は法事や車両祈祷の場合に限る)あり
境内周辺に民間の有料駐車場(門前は1日700円程度)あり
URL
連絡先深大寺寺務所 042-486-5511

歴史・由来

深大寺は、東京都府中市にある天台宗別格本山の寺院です。

奈良時代の天平5年(733)、満功上人が深沙大王を祀る法相宗の寺院として開創されたとされ、その後平安時代には天台宗へと改宗しています。

縁起によれば、満功上人の父にあたる福満が、この土地の右近長者の娘に懸想したため、右近が怒って娘を島に幽閉し、男が近寄らないようにしたといいます。そこで福満は深沙大王に祈りを凝らすと、どこからともなく大亀が現れて、その亀の背中に乗って島に渡り娘と逢うことができたため、ついに長者夫妻も二人の仲を認め、後に二人の間に生まれたのが満功上人とされます。

このように深大寺の名前は深沙大王に由来するものであり、深沙大王は砂漠の旅で生命の危機に瀕した唐の玄奘(三蔵法師)を流砂の中から現れて救ったとされる、水にゆかりのある仏教の守護神です。
深大寺の周辺は湧水に恵まれており、良質の水を使った「深大寺そば」は名産品として江戸時代から親しまれているほか、かつて深大寺の境内地であった「神代植物公園」にも湧水を生かした水生植物園がオープンしています。

深大寺は厄除元三大師の信仰で知られ、毎年3月の元三大師大祭にあわせて行われる「深大寺だるま市」では縁起物のだるまを売る露店が並び、高崎・白河とともに「日本三大だるま市」の一つにも数えられ、大勢の参拝者でにぎわいます。購入しただるまは僧侶から開眼をしてもらうことができますが、一般のだるまとは違って、右目に阿吽の「阿」に当たる梵字を書き入れるのが特徴です。

また、深大寺では白鳳時代に作られた銅造釈迦如来倚像を寺宝として保有しており、国宝にも指定されています。この像は境内の釈迦堂で拝観することができます。

車椅子で旅行するポイント

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【1】深大寺の正面の山門には石段があるので他の入口に迂回する。

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【2】東門の坂道を進むと寺務所脇の境内駐車場に出られる。

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【3】本堂周囲の境内は平坦な地面に玉砂利が敷かれ、参道部分は石畳で舗装されている。

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【4】本堂隣の元三大師堂はより高い位置にあるため、正面は石段となっている。

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【5】石段の右手にスロープがあり、石段を迂回して元三大師堂前に出られる。

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【6】元三大師堂の正面は舗装され、釈迦堂(出口は階段)や西門・北門(ともに階段)への参道につながる。

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【7】南門からも石段を避けて境内に入ることができ、すぐ脇には身障者用トイレもある。

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【8】身障者用トイレ内部



深大寺境内図

境内配置図 [凡例]
山門 東門 南門 不動堂 寺務所 旧庫裡 本堂 元三大師堂 白山社 釈迦堂 西門 開山堂 北門 延命観音 深沙堂 神代植物公園 深大寺交差点 亀島弁財天池 深大寺バス停 有料駐車場 深大寺通り

移動のしやすさ ★★★★☆
バリアフリーの状況 深大寺の山門から入る参道には石段があるが、東門から車両のまま境内に入り、許可を得て寺務所脇の境内駐車場に駐車する手段が使える。車椅子であれば南門のほうが傾斜が緩く進入しやすい。東門・南門ともに付近に身障者用トイレがあり、他に境外の深大寺バス停付近にも身障者用トイレがある。元三大師堂は高い場所にあるがスロープが使えるため、境内の主要な建物への移動は可能となっている。なお、境内周辺は道幅が狭く観光客も多いので、車両の運転には注意したい。

周辺の名所・観光スポット

神代植物公園

神代植物公園は、東京都調布市の深大寺周辺に広がる、面積約48万平方メートルの都内最大の植物公園です。園内には約4,800種類の植物が植栽されており、なかでも春バラ・秋バラあわせて1万本近くが集うバラ園は、「世界バラ会連合優秀庭園賞」を受賞するほどの見どころのひとつです。また、深大寺城跡の一部でもある水生植物園は、深大寺の裏山の湧水が溜まった湿地帯を活用したもので、カキツバタやハナショウブなとが楽しめます。
【身障者用駐車場・トイレ・スロープあり。障害者手帳持参で本人と付添無料。】

■参考リンク:公園へ行こう!>神代植物公園