豊川稲荷

豊川稲荷

豊川稲荷は、愛知県豊川市にある曹洞宗の寺院で、嘉吉元年(1441)、東海義易の開山とされています。義易が刻んだ仏法守護の吒枳尼(ダキニ)天を安置したのがはじまりで、「豊川稲荷」の通称で有名です。境内は広く開放感がありますが、奥の院方面は杉の木立に覆われています。門前には名物のいなり寿司の店舗があります。

旅行先の地図

旅行先の概要

御本尊 千手観音
所在地 愛知県豊川市豊川町1
交通 JR飯田線「豊川駅」から徒歩約5分
東名高速道路「豊川IC」から車で約5分
拝観料 無料
ただし、「寺宝館」は大人400円【スロープ、エレベーターあり】
駐車場 境内地南側に「豊川いなり大駐車場」、総門付近ほかにも駐車場あり(500円)
総門北側「祈祷者・宿坊駐車場」に身障者区画(2台)あり
URL
連絡先 宗教法人妙厳寺 豊川稲荷 0533-85-2030

歴史・由来

豊川稲荷は、愛知県豊川市にある曹洞宗の寺院で、東海義易を開山として嘉吉元年(1441年)に創建されたものです。正しくは「円福山妙厳寺」で、本尊は千手観音ですが、山門の守護神として祀られた吒枳尼(ダキニ)天(稲荷神の本地仏)のほうが有名で、「豊川稲荷」の名で呼ばれています。

縁起によれば、鎌倉時代の禅僧・寒巌義尹が入宋し、文永4年(1267)に帰国の途上、白狐にまたがる吒枳尼天を観想したのがきっかけで、その尊像を刻み、護法神として尊崇するようになったとされています。 その後、寒巌の法孫にあたる東海義易が妙厳寺を創建するにあたり、寒巌作の尊像を山門の鎮守として祀ったとのことです。

この豊川稲荷には織田信長・豊臣秀吉・今川義元・徳川家康らの武将も帰依し、境内に今なお残る「山門」は、天文5年(1536)に今川義元が寄進したもので、境内で最も古い建物となっています。ほかにも「豊川稲荷寺宝館」は国重要文化財に指定される地蔵菩薩像や大岡越前守忠相愛用の双六盤などの創建以来の重宝を収蔵しており、常設展示や特別展示が行われています。

豊川稲荷の年間参拝者数は500万人を数えており、特に正月の初詣の時期だけでも150万人近くの参拝客が訪れ、門前の道路は歩行者天国となり混雑します。


車椅子で旅行するポイント

※図および写真中の「豊川稲荷法堂(はっとう)」は、天保年間再建の建物が取り壊され、現在はバリアフリーの新客殿(瑞祥殿)となっています。参拝経路そのものには特段の影響はありません。

豊川稲荷

【1】北側の一方通行路に「祈祷者・宿坊駐車場」入口。駐車場に身障者区画あり。寺院に事前連絡を。

豊川稲荷

【2】「祈祷者・宿坊駐車場」奥に身障者トイレあり。

豊川稲荷

【3】「総門」から入る場合は段差はない。

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【4】「山門」、「法堂」(本尊)、「最祥殿」(書院)など主要堂宇へは平坦な石畳が続く。

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【5】参道以外も平坦な玉砂利敷で、車椅子での移動に支障なし。

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【6】「寺宝館」にスロープあり、館内のほか(普通の)トイレにも接続。館内もエレベーターあり。

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【7】「本殿」左端は階段だが中央は滑り止めのある長いスロープ。

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【8】「本殿」賽銭箱は堂内のため、階段及び框の段差があり移動困難。

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【9】「本殿」を降りて右手、回廊下を進むと「奥の院」方面の参道に出る。

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【10】「奥の院」へ通じる参道もコンクリート舗装で平坦。

豊川稲荷

【10-1】「奥の院」参道(「万灯堂」裏)の多目的トイレ

豊川稲荷

【10-2】多目的トイレ内部

豊川稲荷

【11】「奥の院」直下までは平坦な舗装道。賽銭箱は正面の木の階段の上。



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境内配置図 [凡例]
本殿 法堂 書院 納経所・御朱印 山門 鐘楼堂 鎮守堂 総門 寺宝館 宝雲殿 万灯堂 弘法堂 大黒堂 霊狐塚 奥の院 景雲門 三重の塔 豊川いなり大駐車場 豊川稲荷駅 愛知県道31号東三河環状線

移動のしやすさ ★★★★★
バリアフリーの状況 豊川稲荷は参道部分がほとんど石畳かコンクリートで舗装されており、境内には車椅子用のトイレも複数の箇所に存在している。位置的にわかりにくいが総門向かって右の舗装された宿坊駐車場内に身障者用駐車場も確保されている。注意するとすれば本殿に至る長いスロープで、ここは介助がないと自力で登り切るのは難しいと思われる。ほかは基本的に平坦地なので他の神社仏閣に比べると移動はしやすい。

周辺の名所・観光スポット

三河天平の里資料館

三河国分寺東方の三河国分尼寺跡史跡公園内にあるガイダンス施設。三河国府、国分寺、国分尼寺跡から出土した鬼瓦、羊型硯、墨書土器などの発掘品を展示するほか、古代三河の様子を映像により紹介している。施設にはボランティアガイドが常駐しており案内も可能。
【身障者用トイレ・駐車場・スロープあり】

■参考サイト:豊川市>三河天平の里資料館